エービー＆マーパン日誌

夕方の出来事。

続き

カミナリもなっていて、散歩の途中で大雨になりそうな・・・・・
いや、夕日も綺麗であったなぁ。
そんな複雑な空模様であったので、通路でボール遊びしてエービーに夕飯を与えて、ナマズにも夕飯を・・・と玄関で金魚をすくっていたら・・・
　
通路の門をゴソゴソと開けている音がしていたので、小窓を見ると人影。
エーデルも何も吠えないので、次男がどこやら遊びに行って帰ってきたのか・・と思ったが
次男は昨日から熱を出してるから、そんなはずはない。
　
金魚水槽のフタを開ける音が「バサバサ、ガシャン」としたとたんに、その人影は道路の方へ移動した。
ようやく、顔が確認できたけど、まったく知らない顔。
　
そのときエーデルは夕飯に一生懸命であった。
　
年のころは２０歳前後の青年。キャップを被って黒渕のメガネをかけ、リュックの小さい様なのを背負っていたような。
もう一つ小さなかばんも持ってたような・・・・・
　
青年はオロオロしながら北の方へ歩いていった。
所謂挙動不審？
　
表へ出て行ったら、隣の家の前くらいまで歩いていってた。
　
　
わし：おぉい！なにしてたんや！！
　
青年は立ち止まって振り返り
　
青年：えっ・・・？
　
わし：なにしてたんやって言うてるんや！！

青年：いや、何も・・
　
わし：家に入ろうとしてたやろ！！！！！！！
　
青年：道路と間違えまして・・・
　
わし：あほか！なんで道路と間違えるんじゃ！くおらぁ～！家に入ろうとしてたやんけー！おーっ！？！
　

　

近所のことも関係なく・・段々と大声になってきた。
　
　
　
　
青年：・・・・・
　
わし：おまえ、怪しい行動してたらあかんぞ！くおらぁ～！
　
　
青年は直立不動で一言「すみませんでした」と深々と頭を下げて北へ歩いていった。
　
わしは、持っていた１ｍくらいの金魚をすくう網（これが青年にとったら、鉄パイプにでも見えたのか？）を置いて、区長さん宅へ不審者の連絡を入れてから、再び表へ出たけど、青年の姿はなかった。
　
わしはふと思った。
　
　
　
　
　
　
　　
　
　
　
　
　
　
　
　　
下着どろぼーか？
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
う～む！＠おばはんのを取っても、仕方ない。

　
＠おばはん：私も下着どろぼーちゃうかって思ったけど、私のやったら「のし」つけてやるのに！

誰が＠おばはんのもらうか！ぼけナス！
　
＠おばはんとあほな話をしている場合ではない。
強盗であれば凶器も持ってるやろうが、挙動不審の下着ドロであれば、何も持ってないと判断。
イライラ続きを、コヤツで爆発させてやろうと、あとを追っかけて行ったけど、もうそこには姿はなかった。

そんなはずではない！
時間もそんなに経ってないから、見えなくなるほど歩けるわけもない。
　
わしは聞き込みを開始した。
　
まるで太陽にほえろ！のゴリさんの様に・・・・
　
　
　　
見かけた人は４軒隣の通商「やっさん」（横山やすしに似ているから。ちなみに子供はルー大柴に似てる）
　
その少し北側で、別の野菜どろぼーの話をしていた区長さんの奥さん他２名は気づいていない。
　
どこへ身を隠したのか青年！
　
諦めて夕飯にした。