エービー＆マーパン日誌

今日は、６月度定例会。

続き

ペテン師は２日前に贅沢病の痛風になってしまって、参加者は靴下屋、波師とわしの３人
　
昨夜の夜更かしで体調も悪いけど、天気予報では波がそう高くないからいいっか！
と思ったら大間違い！
朝から急に北東の風が吹き、うねりが出ていた。
　
寝不足の船は最悪の釣りになるのはお決まりである。
　
案の定、中盤より気分が悪くなってきて、これから勝負！ってところでダウン！
わしに大きなアタリがあったが、針はずれでバラシてしまった。
　
その間、靴下屋は、せっせと撒き餌をし、手返しを頻繁に繰り返し、マダイを仕留めていく。
そこそこのマダイが上がった直後。
エサも食われず残ったまま(；一_一)

　これは大きいヤツが来たか、魚がまったくいなくなったかやなぁ～～
　
　
とわしは靴下屋に話しかけた。
　
その直後に大きなアタリで竿が海中に持っていかれる！
しばらくのやり取りが続いて、船の左後方にぽっかりとマダイは浮いた。
　
大きなマダイは底から引っ張られで上がってくると、ぽかんと浮くので大きいヤツってわかるんや。
　
なんと計ったら79cm
　
わしの記録を抜きやがった！
　

　
　
　
　
　
　
　
　

　
くっそ～～～～～！
　
　
　
　
　
　
　

　
　
悔しくて悔しくてたまらんけど、体はダウン・・・・・・
　
それで終わりとなってしまった。
　
わしの釣果
　

　
さてさて、わしの釣果は貧弱で見てもらうほどではないが、その後、船長宅（民宿）でお味噌汁をご馳走になって（これがまた寒い寒い釣りの後で、暖かいお味噌汁が、どれだけ有難かった！）帰路に向かった。
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　　　　　　
　

　
　
　　
　
　　
　
　　
と！
　
　
　
　

　
　
　
　
　

　
　
　
　

　
　
　
　
田んぼの中を走る道路の右端に何やら光るものがある！
えっ？事故の後か？
いや違う！バイクが捨ててあるんか？
　
いや違う！
　
　
　
　
　
その隣で小柄な人間がぼぉ～～～と立っている！
　
事故った直後？

　
すぐに車を止めて、見に行ったら、若い女子がバイクで転んだらしい。
ここは、９０度にカーブする地点で砂とか砂利がいっぱいあるから滑ったんであろう。
どうやら怪我はないらしいが、転んだショックなのか、暗闇で誰もいないところで「おっさん」が３人も駆け寄ってくるからか、女子は呆然と立ち尽くしている。
　
バイク（中型車くらい？）を起こしてやってエンジンをかけるがかからない。
こんなところでは修理屋もないし・・・・　

何回かやっているうちにエンジンはかかることはかかったが、すぐに止まる。
　
わし：どこから来たんや？
　
女子：瀬田です（これは滋賀県の南の方です）
　
わし：どこ行くんや？
　
女子：実家へ帰るんです。すぐそこなんです。
　
わし：そうかいなぁ・・・
　
女子：お兄さんありがとう！ほんとに助かりました♪
　
わし：お兄さんだなんて！頭も禿げてるし腹も出てるし、おっさんよ！おっさん！
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
まともに聞いてるわし・・・・・
　
やっぱりおっさんや。。。。。。
　
　
　
　
　
　
　　
わし：とにかく、実家が近くやったら、走って行くのを見届けてから、わしらは帰るから！早く行きなさいよ！
　
女子：ありがとうございます！
　
と言い残し、止まりかけのバイクで暗闇に消えていったのであった。
　
たまに通る車のヘッドライトで確認した顔は、めっちゃ可愛くて年のころは大学生？くらいやったかなぁ・・・・　
　
この出来事で船酔いはいっぺんにさめたのであった。