6月15日 (金)  出動!

事務所の中でワイヤレス電話を持ってウロウロしながら喋っていた。

入り口辺りに移動して外を見ると・・・


真っ黒の煙!

火事や!!!

電話の内容は急ぎではあったが、殆ど一方通行で電話を切り、表に出た。

会社から田んぼを挟んだ数百メートルのところから真っ黒な煙、それに火柱も見えてきた。

つい先日、総理が来たすぐ横!

野次馬根性のわしは血が騒いだ。

現場に到着すると、住民のみんながアタフタしてる。
放水は1本か2本はされているが、古い木造の建物やから炎の勢いは凄いもんや。

以前から、火災になればわしが出没してるから、わしが放火してるんとちゃうか?ってバカな噂がたった位、火災となれば駆けつけていた。
しかし、しょうもない噂を立てられるのもあほらしいから、ほんまに近所しか出動はしていなかった。
もちろん、消防団は退団してる。
所謂「OB」である。

しかし、住民の不安な顔を見ていると黙っていられないのがわし!
携帯で火災の写真を撮ってるヤツもいる。
その横をスーパーマンの様に通り抜け、気がつくとホースを持って放水してる。

全焼・・・

そこで黙って帰ればいいのだが、一言二言「捨て台詞」を残していくから、消防団の中では「どこのおっさんやぁ〜!」って有名になってるらしい。

今回も黙ってはいられなかった。

オロオロしてる若手広域消防には・・・・

「おまえら、これが仕事なんやからもっと前行って消せ!給料もらってるんやろうが!!!」


消えたころに制服に着替えてやってくる消防団には・・・・・

「あほんだら!着替えてる間があれば、早く来て火を消せ!ぼけ!」


今回も口が勝手に喋っていた。

もちろん上からパンツまでドボドボになって帰社してのであった。。。。。

画像はその日の夕方のエービー。

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