10月5日 (木)  かいだん話

年に1回あるかないか・・・
いや、ないであろう電車での出張。
わし一人であれば車で3倍の時間をかけて行くけど、今日は社長のお供であるからにして・・・

行き先は横浜の日帰り旅行。

旅行ではない!


京都の本社より電車を乗り継いで京都駅まで行く。

後でわかったことやけどエスカレーターには「法則」があるらしい。
右側に乗った場合は歩かずじっとしてる。
急いでいる人は左側で歩いていく。
エスカレーターを歩くと中々早いもんや。
まぁ、せっかちな人や急いでる人が左側を歩くんやろう。

で、わしはその法則を知らなかったんで右側に乗った。
社長は時間がなかったのか左側に乗ってさっさと歩いていく。
置いていかれると迷子になるんで左側に移動して付いて行こうと思ったとき、後ろに気配を感じた。
ちょっとためらっていると・・・・・





白い手がスッと伸びてきた。




ぎゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!



じゃない!
これは「お先にどうぞ!」と言う手であった。

目だけを後ろ方向に確認したら、どうも茶髪系である。
まぁ、いいわ!わしも割り込みやから譲ってやろうと「どうぞ」って感じで手を出す。

すると・・・


またまた白い手がすぅ〜〜〜〜と出てくる。


しかし、この手 白すぎる。




ぎゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!




わしは遠慮なく「すんまへん」と言って先に行かせてもらった。

その白い手の持ち主は無言である。

やっぱり幽霊か?

そう思って譲ってもらうときに恐る恐る顔を見たら。。。。











ぐわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!





外人やった。


と言う落ちの「かいだん話」ではなく、「エスカレーター話」であった。