10月6日 (木) 確認してない(未確認)飛行物体 「ご苦労さん」 「お疲れ様でした・・」 いつもの様に仕事が終わり会話に入れないヤツは帰り、わしと舎弟2人の3人は明日の段取りやバカなことをいいながら裏口から表へ出た。 夕方薄暗くなってきたときであった。 「あ”〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」 「お〜〜〜〜〜!」 「なんじゃこりゃぁ〜〜!」 ジーパン刑事ではない。 裏口を出た真正面、夕暮れで一番星が見えるくらいの暗さの中、東の空にオレンジ色のでっかい光がメラメラと光源を発して浮いている。 ごえんさん「飛行機ではないですか?」 (この辺りで宗教にもよるが住職のことをごえんさんと呼ぶ。この舎弟は頭が丸坊主であるからあだ名がごえんさんである) 波師「いや!飛行機やったらもっと高い所に飛んでるし、ピカッ!ピカッ!って点滅の光が出てるはず!あれは何も出てないしもっと低い位置や!」 わし「お〜〜〜〜〜〜〜!移動した!」 怪しい光はゆっくりとこっちへ向かってきた。 「ピカッ!ぼやぁ〜〜〜〜〜!」 3人「お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」 その光はメラメラしながら大きくなった! それから左方向へゆっくりと移動した。 進路方向から飛行機が飛んできた。 その物体は身を隠すかの様に消えた。 少しの時間がたち、どこに出るか?と目をきょろきょろさせていたら、飛行機の後方に急に「ボッ!」と言う感じで現れた。 そして飛行機の後ろをゆっくりあとを追いかける様についていき、また静止した。 「パッ!」 突然消えた。 どれくらいの時間が経ったのであろうか。 しばらく見えないと思っていたら低い低い位置で今度は南東方向に出た!出たと言うか出てるのを見つけた。 それから謎の光はまたまたゆっくり左方向へ消えたり出たりの繰り返しで進んでいった。 その動きは不自然で・・・・ ん〜〜〜どう説明しようかなぁ・・・ 例えば、みんなが空を見て、そこに30cmの定規を置くとする。 で、0cmからゆっくり移動している。 3秒経ったら3cmのところに現れてまた消えて、6秒経ったら6cmのところに現れてまた消えるって感じで進んでいるが、9秒経ったら9cmのところではなく30cmを遥か超したところに現れる。 この様な動きは飛行機やヘリでは出来ないはず。 それに光源は大きくなったり小さくなったりする。 大きくなったときは何回も言ってる様にメラメラと太陽の様になっている。 わし「浜まで行こうか!」 波師「行きましょう!」 愛車TAHOEに乗り、琵琶湖畔まで行った。 琵琶湖畔はアベック(死語か?)でいっぱいであったが、彼らは怪しい光どころではなかったみたい。 アベック達は一番いい場所を陣取っているが、愛車TAHOEが低音の魅力のあるサウンドで近づいてきたので、すぐにどこかへ行った。 そこから空を見てるがまったく現れない。 なんだったのか? そのとき! 南方向の水面に写りだしている対岸の灯りの少し上に出た! またまたゆっくり移動しながら消えていった。 時間もかなり過ぎたので腹も減ったし帰ることにした帰り道! 今度は正反対の北西の空にメラメラと浮かんでいる。 バイパスに乗って北西方向へ進んでいく。 しばらくすると光源は消えた。 不思議、不思議で納得しないまま、会社に戻って帰る準備をしていると、またまた南東の方向にうっすら出てきた。 しか〜〜〜〜し! このまま波師とわしが見ていると朝まで追っかけてしまいそうなんで、涙を呑んで諦めて家路へ向かうことにした。 なんだったのか? 大抵、わしの日誌には「オチ」があると期待してるあなた! 今日はオチがなく真実であって、会話にも枝葉がついていないのだ。 わしのところに「NASA」(注1)から連絡も来ていない。 我々では確認出来なかった飛行物体であるから「未確認飛行物体」つまりUFOであろう・・・・ (注1) 何年経っても何百年経っても「NASA」から、わしんとこには連絡はないであろう。 |